海の底で発見された「渦巻き」の正体とは。
オーストラリア西部の深海で撮られた映像には、白くて長い筋状の物体が、渦を描くようにうごめいている様子が映っている。
これは「クダクラゲ」という生物の一種で、無人潜水機が発見した。
異なる役割を持つ無数の個体が連なって、1つの生物のように、実体を形成している生き物だという。
長さはまだ計測途中だが、これまでわかっているだけで、およそ46メートル。
研究者は「世界最長の生き物を見つけたといえそうだ」と話している。
無数の個体は、それぞれ「エサを釣り上げること」や、「生殖器官」など、さまざまな役割があるそう。
それが融合して、1つの生物のように活動しているという。
全日本空輸を傘下に持つANAホールディングス(HD)は16日、新型コロナウイルスの感染拡大で不足している医療用ガウンの縫製支援に取り組むことを正式に発表した。社内の職種や性別を問わず希望者を募集し、都内のANA訓練施設内で作業する。具体的な縫製作業の内容は今後、詰める。
ANAHDの縫製支援は、同社の社員を1日約30人、総合トレーニングセンター「ANA Blue Base(ブルーベース)」(東京都大田区)に募った上で、アパレルベンチャーのヴァレイ(奈良県上牧町)の協力の下、作業を進める。ミシンを使うのかなど、詳細な作業内容は未定で今後、両社で調整するとしている。
謎の路上芸術家、バンクシーが15日、自身のインスタグラムに新たな作品の画像を投稿した。家の洗面所の中で、洗面台やトイレを汚して遊ぶネズミたちの姿を描いており、「家で仕事をすると妻が嫌がる」との添え書きも。新型コロナウイルスの感染拡大で、世界各地で在宅勤務が広がっていることを意識した投稿のようだ。 作品の中のネズミは、歯磨き粉のチューブを踏みつけて中身を飛び出させたり、トイレットペーパーの上を走って散らかしたり、便座の上に立って用を足したり。バンクシーが普段、路上に描くネズミ以上に奔放で、狭い洗面所内を荒らし放題だ。英紙ガーディアンの芸術担当記者は、歴史上も隔離生活の中で多数の芸術作品が紡ぎ出されたと指摘し、「社会から隔絶されることで、芸術家たちは創造性の源を再発見している」と評価した。(
大阪府は14日、新型コロナウイルスの感染拡大による医療崩壊を防ぐため、大阪市西区のビジネスホテルで、軽症や無症状の患者の療養を始めた。府は3000室分の予算を確保しており、自宅待機中だった患者らに順次移ってもらう。
患者を受け入れたのは「スーパーホテル大阪天然温泉」。看護師らが常駐して患者の体調を毎日確認し、容体の急変に対応する。患者用に400室を用意しており、この日は入院中の13人が移った。療養中はホテルから出られず、症状が治まって2週間経過したら療養を終える。
オバマ前米大統領は14日、米大統領選で民主党候補の指名獲得が確実となったジョー・バイデン前副大統領への支持を表明した。
オバマ氏は12分間のビデオメッセージで、バイデン氏を副大統領に選んだことは「人生で最善の決断の一つだった」と振り返り、同氏が「今の大統領に必要な資質を全て兼ね備える人物だと確信する」と述べた。
オバマ氏のメッセージの大半は、バイデン氏に冷ややかな反応が予想される左派寄りの有権者を標的に、支持獲得を狙った内容となっている。
同氏は「腐敗や軽率、自己利権の優先、虚偽の情報、無知そして思いやりの欠如に象徴される政治に抵抗し、今こそ善良な米国民が明確に目を覚まし、団結する必要がある。これを変えるためにはあらゆる政治思想の国民が政治や市民生活に関わることが必要だ」と訴えた。