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浅虫水族館(青森市)が飼育するフウセンウオの稚魚が、貝殻の上に並んで休息を取る様子を撮影した動画が話題を呼んでいる。同館が25日に公式ツイッターに投稿すると「丸くてかわいい」「STAY HOMEしてますね」と人気になり、28日時点で再生回数は148万回を超えた。

 同館では、2~3センチの稚魚を10匹飼育。泳ぎが苦手なため、腹の吸盤状のひれで貝殻に体を固定し、流されないようにする習性があるという。

 同館は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で5月6日まで休館中。飼育員の桃井駿介さんは「家にとどまる皆さんの癒やしになればいい」と話している。


タイで新型コロナウイルス感染者の回復率が87%に上っている。電話インタビューに応じた保健省のソムサック医療局長は「早い段階で抗ウイルス薬を投与している」と説明。タイ保健当局の研究に基づく措置で、「効果があると確信する」と自信を深めている。

 タイでは24日現在、2854人の感染が確認され、2490人が治癒した。ソムサック局長によると、患者の症状に応じ、7種類の抗ウイルス薬を投与。6種類はタイで調達でき、残る抗インフルエンザ薬「アビガン」も「輸入元の日本と中国の協力で十分な在庫を確保している」という。



医師や看護師、その他の医療従事者は、この新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)の中で意図せず英雄となり、世界各地のバルコニーや通りからは彼らに感謝の拍手が送られている。

 病院職員らは大量に押し寄せる患者の対応に追われる一方、医療物資不足にも直面し、さらに自身も新型ウイルスに感染するという恐怖とも向かい合っている。患者の治療に当たる中で、胸が張り裂けるような決断を迫られる状況も数多くある。



新型コロナウイルス感染症の有力な治療薬候補である抗インフルエンザ薬「アビガン」の増産に向けた態勢整備が進んでいる。長い年月を要する新薬に比べ、既存のアビガンへの期待は大きい。エボラ出血熱など他の疾患治療を目的に開発された既存薬を対象に、新型コロナへの有効性を探る取り組みが国内外で広がっている。

 アビガンは富士フイルム富山化学(東京)が開発。2014年に国から承認を受けた新型インフル薬には、コロナウイルスの増殖抑制効果が期待されている。有効性を確認する臨床試験(治験)が始まり、年内にも承認されて広く投与される可能性がある。胎児に奇形が生じる副作用から妊婦らは服用できない。



新型コロナウイルス感染拡大を受けて企業による支援活動が広がっているが、ホンダが自治体に提供した感染者搬送車両が話題になっている。技術力を生かした社会貢献に、ネットでは賛辞が贈られた。

 同社は14日、感染者搬送車両の生産を国内で始めると発表した。東京都の港区、渋谷区に納車済みで、今後は都内などの感染者が多い自治体に合計50台程度を提供する。17日には埼玉県にも4台が提供された。