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世界最大の美術館の一つ、米ニューヨークのメトロポリタン美術館で、今年3月から6月半ばにかけて『源氏物語』を題材にした特別展が開催された。日本から国宝や重要文化財を含む優品多数が出品された国外初の大規模な源氏展は、ニューヨーカーの目にどう映ったのか。



米国と中国は、28─29日の20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に合わせて開く両国の首脳会談を前に、貿易戦争の一時休戦で合意した。香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが27日、関係筋の話として報じた。

一時休戦によって、米国が計画する3000億ドル相当の中国製品に対する関税は保留される。

合意の詳細は共同声明ではなくプレスリリースとして発表されるという。

同紙は関係筋1人の話として、中国の習近平国家主席は米政府が一時休戦で合意することをトランプ大統領との会談の条件としていると伝えた。

ホワイトハウスによると、米中首脳は29日午前11時30分(日本時間)から会談する。

 


 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は25日、探査機「はやぶさ2」が7月11日午前11時ごろに小惑星リュウグウへの2回目の着陸に挑むことを明らかにした。世界で初めて小惑星表面に人工的に作ったクレーターの近くへ着陸し、小惑星リュウグウの地下にあった物質の採取を試みる。

 2回目の着陸が決定したことについて、津田雄一・はやぶさ2プロジェクトマネジャーは同日の記者会見で、「私たちはこれまでの運用や着陸で、技術的に十分な蓄積ができていると考えている。その確かな技術のうえで、挑戦しないという選択はないと決断した。これまで積み重ねてきた実績をもとに淡々と2回目の着陸を遂行したい。ここまで応援していただき、支えていただき挑戦できてきたと考えており、2回目の着陸についても成果を共有できればと思っている」と話した。



フランスで6月としては記録的な暑さが予想されている。「危険が及ぶ恐れのある」熱波に備えパリ市当局は庁舎内に「涼み部屋」を設置するほか、プールの深夜営業、冷水機の増設などの対策に乗り出した。

パリでは、24日に気温が摂氏34度に迫る中、市民が扇風機などを買いに殺到。予報によると、気温は週内にさらに上昇し、夜になってもあまり下がらないとみられている。

熱波の予報はスペイン、ドイツ、スイス、ベルギーにも出ている。

フランスでは2003年8月にも熱波に見舞われた。病院が対応しきれなくなり、高齢者を中心に1万5000人が死亡している。



© atomixmedia,inc 提供 アメリカ南東部を襲った熱波が襲来した北極圏のグリーンランドでは、わずか1日で20億トン以上の氷が解けた。北極海と北大西洋の間に位置するグリーンランドは、年間を通して雪に覆われている。しかし、6〜8月は気温が上がり氷河や雪が解けるため、一般的に氷の総量は減る。

2019年は雪解けが早く始まり、氷の融解の頻度も高くなっている。6月13日には、この時期には珍しく2ギガトン(20億トン)の氷が解けた。例年では年間最大の融解が起きるのは7月に入ってからで、しかもこれほど大規模ではない。