日露両政府が北方領土で実現を目指す共同経済活動の一つ、日本人向け観光ツアーが29日、北海道根室市の根室港からチャーター船「えとぴりか」で国後、択捉の両島へ向かった。5泊6日で両島を巡り、11月3日に根室港に戻る予定。北方領土を訪問する枠組みは、ビザなし交流や墓参りなどがあるが、観光を目的として日本人が北方領土を訪問するのは戦後初めて。
政府は29日の閣議で、東日本一帯が大規模な被害を受けた台風19号について、被災自治体への財政支援を強化する「激甚災害」と、復旧事業の一部を国が代行する大規模災害復興法に基づく「非常災害」に指定すると決定した。激甚指定は千葉県などに大規模停電をもたらした今年9月の台風15号以来で、非常災害の指定は2016年の熊本地震以来2例目となる。
政府は台風19号について既に、被災者に運転免許証の有効期限延長など行政上の特例措置を適用する特定非常災害特別措置法に基づく「特定非常災害」にも指定している。堤防決壊による浸水など被害が各地に及び、市民生活に深刻な影響を与えていることから国が前面に出て復旧事業を加速させる。
毎春の豪快な放流で観光客に大人気の湯田ダム(錦秋湖・岩手県西和賀町)が10月下旬から11月初めにかけ、特別の“秋放流”を行う。湯田ダム周辺は紅葉の名所。色づく山の中の大瀑布だけでも見応え十分なのに加え、今回は国内でも極めて珍しい非常用水門からの放流のライトアップも実施され、カラフルに彩られた幻想的な放流を堪能することができる。(
ドーハで行われた陸上の世界選手権男子400メートルリレーでアジア記録を塗り替えて2大会連続の銅メダルを獲得した日本のメンバーが一夜明けた6日、表彰式に参加した。今大会が初陣だったアンカーのサニブラウン・ハキームは「それまでつなげてきてくれた人たちのような努力をあまりしていないので、何とも言えない感じ」と喜びは控えめだった。
前回に続いて第3走者を務めた桐生祥秀は「昨日はレースだったので興奮していたけど、今日はいたって普通」とクールな表情。決勝で第1走者に入った多田修平は「また成長して1走は多田だと言われるような走りをしたい」と語った。
ベトナム首都ハノイに、まるで映画「トランスフォーマー(Transformers)」シリーズの登場キャラクターのようなロボットが登場した。バイクのスペアパーツで作られており、見て楽しむだけでなく、ベトナム語で会話することもできるという。