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米大統領選に向けた民主党の候補者選びで、14州が一斉に予備選を行う「スーパーチューズデー」が3日にある。直前に穏健派の候補が次々と撤退し、ジョー・バイデン前副大統領(77)への支持を表明した。革新派のバーニー・サンダース上院議員(78)に対抗するためだが、功を奏するかが注目される。

 バイデン氏は2日夜、テキサス州ダラスで複数のイベントを開いた。一つ目には、前日に撤退したばかりのピート・ブティジェッジ前サウスベンド市長(38)が参加し、「まひした政治を立て直さなければならない」とバイデン氏の支持を表明。感極まったバイデン氏は、46歳の若さで亡くなった長男ボー氏の名を出して「ブティジェッジ氏はボーを思い出させる。無限の可能性を持っている」と持ち上げた。



[ニューヨーク 2日 ロイター] - 米製薬大手ファイザーは2日、新型コロナウイルスを抑制する可能性のある抗ウイルス性化合物を特定したとし、第3者機関と同化合物の検査を進めていることを明らかにした。

同社は、今月末までに検査結果を得たい意向を示し、成果があれば、年末までに化合物の臨床試験開始を目指すとしている。

ファイザーのドルステン最高科学責任者(CSO)は、2日にホワイトハウスで行われたトランプ大統領と製薬会社幹部の会合に出席した。



北海道の知床半島で、オホーツク海から流れ着いた流氷の下を潜る「流氷ダイビング」が最盛期を迎えている。

 今シーズンは夜の流氷の様子を観察する「流氷ナイトダイビング」のテストも行われた。日没後の海水は、温度計では零下2度近くを指していた。海中に入ると、顔には刺すような痛みが走った。真っ暗な海中で水中ライトを点灯すると、プランクトンが集まり、光り輝く流氷の幻想的な姿が浮かび上がった。

 流氷ダイビングを主催するロビンソンダイビングサービス(札幌市)の西村浩司代表(52)は、「ナイトダイビングはまだテスト段階ですが、流氷の様々な魅力を伝えていけるようにしたい」と話した。



新型コロナウイルスの感染が広がっていることを受け、安倍晋三首相は1日、政府対策本部の会合で、換気が悪く、人が密集するような空間に集まることを避けるよう国民に求めた。専門家による調査で、スポーツジムや屋形船などで小規模な患者の集団(クラスター)が発生し、1人が12人に感染させた例があったという。

 厚生労働省によると、2月26日までに明らかになった国内の感染者110人の濃厚接触者らを調べた結果、屋形船での集団発生では1人が12人に、スポーツジムの事例では1人が9人に感染を広げていたことがわかった。政府は、密閉空間など換気が悪く、人が密に集まって過ごすような場所が集団感染の共通点と判断。こうした場所を避けるよう国民に呼びかけた。一方、感染者の約8割は誰にも感染させていなかったという。



国内では1日、新型コロナウイルスに感染した北海道釧路地方の70代男性の死亡が判明し、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客を含め死者は計12人となった。北海道の死者は3人目。このほか北海道、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、兵庫県、高知県、福岡県で計14人の感染も新たに確認され、国内の感染者はクルーズ船の乗客らを含め計961人となった。

 北海道によると、死亡した男性は1月17日に持病の治療のため釧路市の病院に入院。肺炎症状が出たため検査し、2月25日に感染が判明、29日に死亡した。道の担当者は、院内感染の可能性は低いとの見方を示した。