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ニュージーランドの警察当局は10日、同国北部沖のホワイト島(White Island、マオリ名:ファカアリ、Whakaari)で9日に発生した火山噴火で死者が出たことについて、刑事事件として捜査すると発表した。同島の噴火では13人が死亡したとみられている。ニュージーランド・ファカタネの消防署で、ホワイト島火山噴火の被害者の初期対応に当たった救急隊員を抱き締めるジャシンダ・アーダーン首相(2019年12月10日撮影)。© Dom THOMAS / POOL / AFP ニュージーランド・ファカタネの消防署で、ホワイト島火山噴火の被害者の初期対応に当たった救急隊員を抱き締めるジャシンダ・アーダーン首相(2019年12月10日撮影)。

 ジョン・ティムス(John Tims)警視副総監は記者団に対し、「ホワイト島で死傷者が出た状況について、刑事捜査を開始する」と述べた。

ニュージーランド・ファカタネの消防署で、ホワイト島火山噴火の被害者の初期対応に当たった救急隊員らと面会するジャシンダ・アーダーン首相(右、2019年12月10日撮影)。© Dom THOMAS / POOL / AFP ニュージーランド・ファカタネの消防署で、ホワイト島火山噴火の被害者の初期対応に当たった救急隊員らと面会するジャシンダ・アーダーン首相(右、2019年12月10日撮影)。

【翻訳編集】AFPBB News

 


正体不明の路上芸術家バンクシーは9日、トナカイを描いた壁画と実物のベンチなどを組み合わせた新作を映像に収め、写真共有アプリの「インスタグラム」で公表した。クリスマスやホームレスがテーマとみられ、作品が出現した英中部バーミンガムでは、住民らが一足早い“プレゼント”を喜んでいる。

 30秒ほどの映像では、ホームレスを思わせる男性が荷物を枕にしてベンチに寝転ぶ様子と、背後にあるれんがの壁に描かれた2頭のトナカイが映し出されている。男性をサンタ、荷物をプレゼント、ベンチをソリに見立て、まるでトナカイに引かれてサンタが空を遊泳している光景に見える。



米航空宇宙局(NASA)は2日、月の軌道を周回しているNASAの衛星が、9月の月面着陸直前に通信を絶ったインドの月面探査機チャンドラヤーン2号(Chandrayaan-2)の着陸船ビクラム(Vikram)を発見したと明らかにした。

 NASAは、月周回探査衛星「ルナ・リコネサンス・オービタ(Lunar Reconnaissance Orbiter、LRO)」が撮影した画像で、着陸船ビクラムが9月6日(インド時間9月7日)に月面に衝突した場所と、数キロにわたって約20か所に破片が散乱している様子などを公開した。



人間そっくりのロボット「アンドロイド」の開発に取り組む大阪大の石黒浩教授らの研究チームは12月から、大阪府吹田市の複合商業施設「エキスポシティ」で、人と対話できるロボットが接客などのサービスを担う実証実験を行うと発表した。改良点や課題を検証し、実用化を目指す。

 「すみません、もう一度言ってくださいますか」。発表のあった29日、実際に接客を担った女性型のアンドロイド「U」が報道陣の受け付けを担当した。対話を通して不明点があれば、首をかしげて補助者に助けを求めるしぐさを見せ、人と連携する様子を紹介。フードコートでは2体の小型ロボットが利用客に好みを尋ね、お薦めのメニューを提案する様子も公開した。



東芝は、血液1滴から13種類のがんを発見できる検査技術を開発したと発表した。

この技術は、東京医科大学などと共同開発したもので、がん細胞から多く分泌される「マイクロRNA」と呼ばれる血液中の物質の濃度を測定し、胃がん、すい臓がんなど、13種類のがんの検出が可能。

研究段階では、新たに開発した小型検査装置を使用することで、2時間以内に99%の精度で識別できるほか、「ステージ0」と呼ばれる超早期のがんも見つけられるという。

2020年から実証実験を開始し、数年以内の実用化を目指す。