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ブラジルのジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)政権の新型コロナウイルス流行への対応は人道に対する罪に当たるとして、ブラジルの医療従事者による労組連合は27日、国際刑事裁判所(ICC)に捜査を要請した。ブラジルは新型コロナウイルスの死者が米国に次いで世界で2番目に多い国となっている。



新型コロナウイルス感染拡大により中止となった2020年の「隅田川花火大会」。しかし、中継を続けてきたテレビ東京では、今年も「特別編」として放送する。夏の風物詩を家の中で体験することができそうだ。

7月25日(土)夜6時30分からの番組「がんばろう日本 隅田川花火大会 特別編」では、これまでの中継から厳選した美しい花火映像を放送する。

さらに、生放送中に東京近郊3ヵ所から花火を打ち上げる。隅田川上空では打ち上げることができないという巨大な10号玉も上がる予定だ。



大阪大などの研究チームは、日本の月探査機「かぐや」が撮影したクレーターの観測画像などから、約8億年前に多数の隕石(いんせき)が月面に衝突していたことを突き止めた。隕石は地球にも降り注ぎ、大規模な環境変動を引き起こした可能性がある。論文は22日、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ電子版に掲載される。

 大阪大の寺田健太郎教授らは、かぐやの撮影データから直径が20キロ以上ある月面のクレーター59個の形成年代を分析。このうち、直径93キロの「コペルニクスクレーター」など8~17個の年代が一致した。同クレーターは、米アポロ計画で持ち帰った試料の分析から約8億年前に形成されたことが分かっており、この時期に直径数キロ~10キロの隕石が相次いで月面に衝突したと考えられるという。



iPS細胞から子宮頸(けい)がんを攻撃する免疫細胞を作製したと、順天堂大学などのチームが発表した。マウスで効果を確認したという。チームは人への応用も検討している。

 子宮頸がんの多くはヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因で発症する。20、30代の子育て世代でかかることが多く、進行も速いため、「マザーキラー」とも呼ばれる。

 チームは健康な人の血液からHPVを攻撃する免疫細胞をつくり、それをiPS細胞に変えて増やしてから、再び免疫細胞に変化させた。HPVを攻撃する免疫細胞は血中からわずかしかつくれず、増やすことも難しい。そこで一度iPS細胞にすることで大量作製を可能にした。

 マウス実験では、血液からつくった免疫細胞よりも、iPS細胞からつくった免疫細胞の方が、がんを小さくする効果が高いことが確認できたという。



コロナ禍による医療機関の経営難が深刻な問題となる中、2020年の夏のボーナスを昨年より引き下げた医療機関が約3割に上ることが、日本医療労働組合連合会(医労連)の集計で分かった。

■患者減やコロナ対策費で赤字に

医労連は、加盟する医療機関を対象に2020年の夏のボーナスを尋ね、6月30日までの回答を集計した。回答した338機関のうち、115機関(34%)でボーナスの額が昨年より引き下げられていた。「全く支給しない」と答えた医療機関も2つあったという。

医労連によると、ボーナスを減らす最大の理由は「コロナ禍による外来患者や入院患者数の減少、感染予防対策のための諸経費や人件費の増加」。東京都や大阪府など、新型コロナウイルスの患者数が多い都市部を中心にボーナスカットの影響が大きく出ているという。