4年に1度のアメリカ大統領選挙が2020年11月に行われ、民主党候補で元副大統領のジョー・バイデン氏が、共和党候補で現職大統領のドナルド・トランプ氏に勝利した。
経済力も軍事力も世界一のアメリカは、世界に絶大な影響力がある。今後、何が変わるのか、二人を比較しながら考えてみよう。
トランプ氏は、「米国第一主義」を掲げ、自国にとって今すぐ得になる政策を強行し、アメリカがこれまで各国と協調して築いてきた国際秩序を壊してしまった。たとえば経済活動のさまたげになるとして、地球温暖化を加速させないための国際的なルールを定めたパリ協定から一方的に離脱したり、今まではアメリカが貿易の自由化を主導してきたのに、「中国はズルをしている」として、輸入品に高い関税をかける保護貿易に一部転換したりした。
雪原のコースで真冬にゴルフを楽しむことができる「スノーゴルフ」。4年前に日本で初めて導入した北海道美唄市の「ゴルフ5カントリー美唄コース」では氷点下10度の厳寒の中、上着を脱いで楽しむ家族連れの姿があった。
スノーゴルフはフランス発祥。同ゴルフ場は、予約サイトを運営する会社から冬季閉鎖していたゴルフ場活用の話を受け、2017年に本格導入。国内で楽しめる場所は現在も数カ所しかない冬季限定スポーツだ。
専用の道具はなく、雪に紛れないように色のついたボールを使用するだけ。四つの専用コースで競う。ティーショットを雪で小山を作って打つ人もいて、芝生と同じ感覚で打てるという。グリーンは雪の上に敷いた人工芝で、通常より大きなホールが空いているが、不規則なラインを読むのが難しい。
バイデン米大統領は、最近南アフリカに渡航歴があるほぼ全ての外国人について、30日から入国を禁止する。新型コロナウイルスの変異種の感染拡大を抑える狙いだ。複数の米公衆衛生当局者がロイターに明かした。
これらの当局者によると、バイデン氏は25日、ブラジル、英国、アイルランドと欧州26カ国からの米国人以外のほとんどの人の入国も改めて禁止する。トランプ前大統領が18日、これらの地域からの入国制限を26日から事実上解除する命令を出したが、バイデン氏がそれを取り消すことになる。
一部当局者は、現在の新型コロナウイルスワクチンが南ア由来の変異種に効かず、感染が再び大きく拡大してしまう事態を懸念している。まだ米国内で南ア由来の変異種は確認されていないものの、英国由来の変異種は20の州で見つかった。
ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は22日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による米国の死者が60万人を超える恐れがあると警告し、議会に対して自らが打ち出した1兆9000億ドル(約197兆円)規模の経済対策を推進し、苦境にある国民への経済支援の早期に実現させるよう求めた。
米バイデン新政権は21日、海外から米国に入国する人に、入国後の自主隔離を義務づけるなどの包括的な新型コロナウイルス対策の国家戦略を発表した。列車や飛行機などの公共交通機関でのマスク着用も義務化する。この日、新型コロナ対策で10の大統領令などの関連文書に署名した。
新たな大統領令によると、米国への入国者は入国前に検査を受け、陰性を証明する必要があるほか、入国後は米疾病対策センターの指針に沿って自主隔離することが求められる。各国で感染力の強い変異ウイルスが確認されていることへの措置だという。