ロイター通信によると、ミャンマーの与党・国民民主連盟(NLD)は1日、党首のアウンサンスーチー氏の名前で声明を発表した。
「国軍の行動は、この国を独裁政権下に引き戻すものだ」と批判し、「人々がこうした行動を認めず、軍のクーデターに対して心から抗議することを強く求める」と述べた。
政府は、新型コロナウイルスの感染拡大に対応する緊急事態宣言について、7日までとしている期間を延長する方向で調整に入った。2日に決定する。対象の11都府県のうち、少なくとも首都圏と関西圏については延長する一方、栃木県は解除する方向で検討を進めている。延長幅は「1カ月間」と「2月末まで」の案が出ている。
政府関係者によると、宣言の延長をめぐり、2日に諮問委員会を開いて有識者らの意見を聴取し、その日のうちに政府対策本部で正式に対応を決める方針。菅義偉首相の記者会見も開くことで調整している。西村康稔経済再生相は1日の衆院内閣委員会で「近日中に諮問委を開いて私どもの考えを示し、ご意見を聞いた上で判断したい」と述べた。
ロシア内務省は29日、31日朝からモスクワ中心部を事実上封鎖すると表明した。反体制派指導者ナワリヌイ氏の釈放を求める抗議集会が31日に呼びかけられているため。ナワリヌイ陣営幹部の拘束や関係先への捜索も相次いでおり、抗議活動に対するプーチン政権の強硬姿勢は強まるばかりだ。
療養先のドイツから帰国直後に逮捕されたナワリヌイ氏の陣営は、露全土に広がった23日の抗議活動に続き、31日にも主要都市での集会開催を呼びかけている。今回は集会場所として各地の主要公的機関の周辺が予定され、モスクワでは連邦保安庁(FSB)本部前にあるルビャンカ広場などで計画されている。
露当局は27日、モスクワだけで約4万人が集まったとされる23日の抗議活動で新型コロナウイルスの感染を拡大させたとして、感染防止規則違反などの容疑でナワリヌイ氏の妻が暮らす自宅など関係先を一斉に捜索。同氏の弟らを自宅軟禁とした。
節分を前に、横浜市金沢区の水族館「横浜・八景島シーパラダイス」で、恵方巻きを模した筒にアナゴが入る「アナゴの恵方巻水槽」が人気を集めている。
狭い場所を好むアナゴが、穴に潜り込む習性を生かし、今年から展示が始まった。15匹のアナゴが3本の筒(直径約11センチ、長さ約30センチ)の中に入って顔を出す愛らしい姿に、来館者は写真撮影などをしながら楽しんでいた。展示は2月7日まで。
新型コロナウイルス感染症のワクチン接種に向けた訓練が27日、川崎市の川崎市立看護短期大学で行われている。集団接種を想定した初めての訓練で、受け付けから接種、経過観察まで一連の手順を確認し、課題を抽出する。
訓練は、市が厚生労働省などと協力して実施。医師や看護師、市職員、接種を受ける人ら総勢約60人が参加した。会場では、接種券(クーポン券)の提示や検温を実施した後、医師から体調や既往症の確認(予診)を受けるなどしてから接種。接種後は体調に変化がないか、看護師が様子を見守る。
接種の際は1人あたりにかかる時間などを計測。厚労省は、訓練を通じて得られた情報を接種準備を進める自治体に伝えることにしている。【