9月6、7日にかけて九州地方に接近した台風10号により、九州を中心に人的被害や建物の被害が確認されている。
台風10号「ハイシェン」の規模を確認できる写真が、国際宇宙ステーションから撮影され、「NASA宇宙飛行士」の公式Facebookなどで公開された。
太平洋の島国パラオが、米軍基地の設置を強く要望している。フィリピンの東方約1500キロに位置するパラオ周辺では中国が影響力を拡大しており、米国はそれに対抗しようとしている。
先週パラオを訪問したマーク・エスパー(Mark Esper)米国防長官は、中国が太平洋地域を「不安定化させる活動を続けている」と非難した。その際、パラオのトミー・レメンゲサウ(Tommy Remengesau)大統領は、パラオへの米軍施設建設を歓迎するとエスパー氏に伝えたという。
ニュージーランドの労働党連立政権が歴史に残る快挙を成し遂げました。ジャシンダ・アーダーン首相が中心となり、世界初となる「幸福予算」を国家予算に組み込むことを発表したのです。これは、限られた資金を、国民の幸福を高めるために使うというものです。
中でも、精神疾患、子どもの貧困、家庭内暴力(DV)の三つの問題に多額の予算を当てる予定です。
この案は、数十年に及ぶ個人の幸福について追求した研究を参考にしたものです。人間の幸福を高める要素と損なう要素について重大な事実を発見したノーベル賞受賞者のダニエル・カーネマン氏と故アラン・クルーガー氏もこの研究に貢献しています。
社会政策においては、カーネマン氏とクルーガー氏は二つの提言を行っています。一つ目は「心の健康維持に国が介入すること」つまり不満を感じ、鬱屈(うっくつ)した状態で生きている人々を支援することです。二つ目は「国民の時間配分」に重点を置き、特にストレスを感じる行為(多額の交通費がかかる通勤など)を避けられるような仕組み作りを支援することです。
カマラ・ハリス上院議員(55)が民主党の副大統領候補に決まった。民主党大統領候補のジョー・バイデン氏(77)が勝利すれば、副大統領として初の女性、初の黒人、母親がインド出身であるため初のアジア系となる。多様な背景を持つハリス氏の存在はバイデン氏の大きな後押しとなりそうだ。他方、大統領選については懸念事項もある。AERA 2020年8月31日号の記事を紹介する。
米連邦航空局(FAA)は8月31日(現地時間)、米Amazon.comの無人航空機(UAS、いわゆるドローン)輸送サービス「Prime Air」にAir Carrier Certification(航空運送業者としての認可)を与えた。米CNBCなどがFAAとAmazonのコメントを添えて報じた。
与えたのは小型のプロペラ飛行機による定期便およびチャーター運航を認可する航空規則(FAR)Part 135。オペレーターの視界から外れても、夜でも、ドローンを飛ばせるもので、これによりAmazonは、米国上空で商用配信トライアルを開始できる。同社は英国では既にドローン配信をテスト済みだ。