漢字1文字で今年の世相を表す「今年の漢字」に「密」が選ばれ、京都市東山区の清水寺で14日、森清範貫主が揮毫(きごう)した。新型コロナウイルスの感染防止策として多くの人が意識しながら行動したことや、遠方の友人らとバーチャルに会う機会が生まれ、人との関係が密接になったことなどを反映した。
発表は今年で26回目。日本漢字能力検定協会(同市)が全国から募集し、票数の最も多かった漢字が選ばれる。今年は20万8025票の応募があり、「密」は2万8401票を獲得した。
正体不明の路上芸術家バンクシーは10日、公式インスタグラムで、くしゃみをする女性を描いた新作を公表した。英メディアによると、作品はバンクシーの出身地とされる英南西部ブリストルの住宅街の一角で見つかった。
タイトルは「ハクション!」。スカーフ姿の高齢の女性が左手にハンカチを持ちながらくしゃみをし、入れ歯が飛んでいく様子を描写した。同時に公開された別の写真では、女性のくしゃみでごみ収集容器が倒れ、歩行中の男性の傘も吹き飛ばされている。
バンクシーは、新型コロナウイルスの感染が広がった今年春頃からはコロナ関連の社会的作品を多く手掛けていた。ただ、今回の作品では社会風刺ではなく、日常生活をユーモラスに表現したとみられる。
米最高裁は8日、米大統領選のペンシルベニア州での投票結果を認定させないよう求めていたドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領側の訴えを退けた。選挙結果を覆そうとするトランプ氏の試みは、またもや頓挫した。
千葉県富津市田倉のマザー牧場で6日、来年の干支(えと)の「丑(うし)」を約200頭のヒツジがひらがなで描く「ひつじの大行進 うし年編」が行われた。
ヒツジたちは丘の上にある飼育小屋から勢いよく飛び出し、牧草地に「うし」の字形に並べられた飼料を目指しまっしぐら。瞬く間に「ヒツジ文字」を完成させると、多くの入場客から拍手が湧いた。牧羊犬に追われて丘を駆け上がったヒツジたちを、子供たちが触って楽しんだ。
米ジョージア州のラッフェンスパーガー州務長官(共和)は7日、バイデン次期大統領が勝利した選挙結果を再び承認した。手作業による再集計や正式な再集計を受けたもので、いずれの結果もバイデン氏の勝利だったとした。