目の前で人が倒れたら、あなたならどう行動しますか。明石を代表する観光名所の一つ、魚の棚商店街(兵庫県明石市本町1)で3月、乾物店の男性店主(68)が突然倒れ、心肺停止状態になった。その命を救ったのは、「いざという時、思い出せるように」と救命士講習を3度も受講していた近所の古沢昌宏さん(72)と、同商店街で青果店を営む元看護師、瀧野淳子さん(52)の連携プレーだった。
国際宇宙ステーションから放出して、地球観測や通信などに使う超小型衛星用に、水を噴射して推進力にするエンジンを東京大チームが22日までに開発した。年度内にも試作機を無人補給機「こうのとり」8号機でステーションに運び、性能を調べる。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2012年からステーションの日本実験棟「きぼう」から超小型衛星の放出を始めている。大学や企業の間で利用が拡大しているが、いったんステーション内に持ち込むため、危険な化学燃料や高圧ガスが必要なエンジンが使えず、運用期間の短いものが多かった。安全な動力源が求められていた。
プラスチック公害は環境に広く拡散しており、人間は1週間にクレジットカード1枚分に相当する5グラムを摂取している可能性があるとの研究結果が発表された。これは、世界自然保護基金(WWF)の委託により豪ニューカッスル大学が実施した調査で、他の52件の研究結果に基づいている。最大の摂取源は飲料水だが、丸ごと食べることの多い甲殻類の消化器内に入っているプラスチックも一緒に食べてしまうことも、大きな摂取源になっているという。
三宮を中心に新神戸からJR神戸駅周辺まで、幅広いエリアでタワーマンション規制に乗り出す方針を固めた神戸市。商業施設やオフィスを増やして都心部を活性化させるのが主な狙いだが、背景には大規模集合住宅を巡る別の課題もある。維持管理や災害時対応などの難しさだ。このため同市は、市内全域の分譲マンションを対象に、維持管理が適正な物件を認証する制度の導入を目指し、7月にも検討委員会を立ち上げる。こうした制度は全国で例がないという。