航空宇宙局(NASA)のジム・ブライデンスタイン(Jim Bridenstine)長官は2日、連邦議会の公聴会で、NASAは2024年に再び有人月面着陸を成功させた後、2033年までに初の有人火星着陸を成功させることを目指すと明言した。
同長官は席上、火星着陸の目標を達成するには、月面着陸などの他の計画をより迅速に進める必要があると説明した。当初の有人月面着陸の目標は2028年だったが、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領はマイク・ペンス(Mike Pence)副大統領を通じ、これを4年前倒ししたことを発表。NASAはこの計画の実現に向け、取り組みを加速させている。