東京都が、新型コロナウイルス感染再拡大への注意を呼び掛ける「東京アラート」を発令した2日夜、臨海部に架かるレインボーブリッジが、警戒を意味する赤色にライトアップされた。
緊急事態宣言が解除された5月25日以降、夜間は感染状況が落ち着いていることを示す7色の光に照らされていたが、いったん消灯。午後11時ごろ、黒い海に真っ赤な橋桁が浮かび上がった。
同じころ、東京都庁舎も赤く点灯した。
ブラジルは感染者が50万人近く確認されており、南米の感染拡大の中心地となっている。
ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領はヒドロキシクロロキンのファンだと公言している。同薬は抗マラリア薬として、また狼瘡(ろうそう)やリウマチ性関節炎の治療薬として何十年も使用されている。トランプ氏は以前に、この薬を新型コロナウイルス感染予防のため服用していると語っていた。
ヒドロキシクロロキンの新型コロナウイルス感染症治療や予防の効果については、今のところ臨床調査における究極の判断基準とされるRCTによる証拠がない。
航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」6機が29日昼過ぎ、東京都心で、新型コロナウイルスと戦う医師や看護師ら医療従事者に感謝の意を示すアクロバット飛行を約20分間披露した。
空自の精鋭パイロットたちは空自入間基地(埼玉県狭山市)を出発。高度約800~1400メートル上空で8の字を描くルートを2周し、白のスモークを噴射した。ルート付近には新型コロナ患者を受け入れている医療機関が点在している。
富士フイルムホールディングス(HD)は22日、傘下の製薬会社が製造する、新型コロナの治療効果が期待される抗インフルエンザ薬「アビガン」について、7月に月間10万人分(3月上旬比2・5倍)、9月には同30万人分に引き上げる増産計画を改めて示した。
一方、同日発表した令和2年3月期連結決算は、売上高が前期比4・8%減の2兆3151億円、本業のもうけを示す営業利益が同11・1%減の1865億円、最終利益が9・5%減の1249億円で、減収減益だった。
南極大陸から細長く延びた南極半島(Antarctic Peninsula)の一部で、地球温度の上昇とともに藻類の大発生による「緑の雪」が広がり、一帯が緑色に変わると予想する研究結果が20日、発表された。
しばしば、植物がまったく育たないと考えられがちな南極大陸だが、実際には数種の藻類が生育している。これらの藻類は解けかかった雪の上で育ち、大気中の二酸化炭素(CO2)を吸収する。
英ケンブリッジ大学(University of Cambridge)と英南極調査所(BAS)の研究チームは、世界で最も不毛な大陸で緑藻類が現在分布する面積を測定するために、衛星画像と地上観測を組み合わせて用いた。