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東大から貼るだけでコロナ診断出来る!!

2022/07/16
東大から貼るだけでコロナ診断出来る!!

東京大学の研究チームは、従来の注射針を用いた採血に代えて、低侵襲(無痛)で、皮膚に貼るだけで抗体検出ができる、新しいパッチ型抗体検出デバイスを開発した。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する抗体の検出に同デバイスを適用したところ、市販の検査キットと同等以上の感度を実現したとしており、今後、ヒトへの臨床応用を検証し、実用化を進める。

同デバイスは、生分解性多孔質マイクロニードルと、液体を滴下することで抗原や抗体の有無を検査できるイムノクロマト・バイオセンサーで構成されている。多孔質マイクロニードルが皮膚に刺さると、毛細管現象により、連続した微細孔を通して細胞間質液が採取されてセンサーに運ばれる。センサーで抗体が捕捉されると色のついた線で表示されるため目視で読み取ることが可能となる仕組みである。