全日本空輸を傘下に持つANAホールディングス(HD)は16日、新型コロナウイルスの感染拡大で不足している医療用ガウンの縫製支援に取り組むことを正式に発表した。社内の職種や性別を問わず希望者を募集し、都内のANA訓練施設内で作業する。具体的な縫製作業の内容は今後、詰める。
ANAHDの縫製支援は、同社の社員を1日約30人、総合トレーニングセンター「ANA Blue Base(ブルーベース)」(東京都大田区)に募った上で、アパレルベンチャーのヴァレイ(奈良県上牧町)の協力の下、作業を進める。ミシンを使うのかなど、詳細な作業内容は未定で今後、両社で調整するとしている。