海の底で発見された「渦巻き」の正体とは。
オーストラリア西部の深海で撮られた映像には、白くて長い筋状の物体が、渦を描くようにうごめいている様子が映っている。
これは「クダクラゲ」という生物の一種で、無人潜水機が発見した。
異なる役割を持つ無数の個体が連なって、1つの生物のように、実体を形成している生き物だという。
長さはまだ計測途中だが、これまでわかっているだけで、およそ46メートル。
研究者は「世界最長の生き物を見つけたといえそうだ」と話している。
無数の個体は、それぞれ「エサを釣り上げること」や、「生殖器官」など、さまざまな役割があるそう。
それが融合して、1つの生物のように活動しているという。