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春光院のろうそくの明かりに映し出された日本の芸術!!

2019/07/29
春光院のろうそくの明かりに映し出された日本の芸術!!

普段は非公開の妙心寺塔頭(たっちゅう)・春光院(京都市右京区)で、初の夜間特別公開が行われている。江戸後期に狩野永岳が描いたと伝わる「花鳥図」などの金襖(きんぶすま)絵が、ろうそくのあかりに近い淡いLED照明でほのかに浮かび上がる。

 「描かれた当時と同じように、ろうそくやあんどんの薄明かりの中で見てほしい」と川上全龍副住職(41)らが企画。スマートフォンの無料アプリで川上副住職による音声ガイドも聞ける。京都市下京区の会社員の女性(35)は「優しく光るように見えた。今までにない経験」と話した。