「バイオマスプラスチック」という言葉を聞いたことがあるだろうか。ゴミ袋やスプーンなどの食器、カスタネットのような楽器まで、今、さまざまな物がバイオマスプラスチックで作られている。見た目はこれまでのプラスチックと変わらない。
バイオマスプラスチックとは、石油などの「化石燃料」だけでなく、サトウキビなど「植物」も原料にして作られたプラスチックのことだ。従来のプラスチックとは違い、燃やした時に出る二酸化炭素は植物によって吸収され、また原料として使われるため、結果として二酸化炭素の排出を抑制すると言われている。