映画『ターミネーター』で描かれた未来の地球は、自我を持った巨大コンピュータ(AI)であるスカイネットが人類を支配し、滅亡させるべく、殺りくを続ける暗黒の世界だった。また映画『マトリックス』でも、自分が生きていると信じていた世界が実際は巨大AIがつくり出すバーチャルリアリティだったという未来が描かれている。
どちらも、人間の知能を大きく上回る能力を持ってしまったコンピュータが、人間の上に君臨し、支配するという物語だった。最近とみに耳にする「シンギュラリティ」という言葉は、実は、『ターミネーター』や『マトリクス』のような世界の可能性を予言するものでもあるのだ。・・・・50年前では考えもつかないようなテクノロジーの進展に、これさえも既にSF でない現実味が有りそうです--- !!