米国在住だったサウジアラビア人記者カショギ氏の殺害事件を巡り、9日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、トランプ大統領の娘婿クシュナー大統領上級顧問が、事件後に、関与が疑われるサウジのムハンマド皇太子に個人的なメッセージを通じて「難局をどう乗り切るか」を助言していたと報じた。
米、サウジ双方の関係者の話としている。クシュナー氏とムハンマド皇太子の親しい関係は知られているが、疑惑が強まる最中での米政権幹部の不用意な行動として批判を呼びそうだ。
クシュナー氏は通信アプリ「ワッツアップ」や電話を通じて皇太子とやりとりしていたという。//トランプ政権問題次々に浮上しています。