きょうは二十四節気の「霜降(ソウコウ)」にあたります。北日本で朝に霜が降りはじめる頃で、けさは初霜の便りこそなかったものの、北日本ではきのうの朝より更に冷え込んで、今季最低気温となったところが多くなりました。また、西日本は、けさの冷え込みはきのうやおとといほどではありませんでしたが、きょうの日中の気温は低く、午前中から雨の降る中国・四国では20度に届かないところがほとんどでしょう。
一方で、日本のはるか南の海上では、台風26号が、着々と勢力を強めています。あすには「強い」台風となり、あさってには「非常に強い」、金曜日には「猛烈な」勢力にまで、発達する見通しです。「猛烈な」台風となれば今年7個目で、最大風速のデータが詳細に残っている1977年以降では、最多となります。しばらくは日本から離れたところを進む予想ですが、アメリカやヨーロッパのモデルを見ると、来週のはじめ頃に進路を北東に変える可能性があります。進路によっては、小笠原諸島に影響が出るおそれもあり、また、そもそも進路自体まだ不確定な要素が多いので、今後も注視する必要があります。