スペイン東部バルセロナの世界遺産の教会「サグラダ・ファミリア大聖堂」が、市から正式な建築許可を得ることが決まった。1882年に着工し、建築許可も得たが、自治体の合併で許可が更新されず、その後約130年間、違法建築状態となっていた。
ロイター通信などによると、教会が市に、道路補修費などとして3600万ユーロ(約46億7000万円)を支払うことで合意し、建築許可を得られることになった。サグラダ・ファミリアは建築家アントニオ・ガウディの代表作で、大聖堂はガウディの死後100年となる2026年をめどに完成する見通しだ。