米航空宇宙局(NASA)の無人探査機「オシリス・レックス(OSIRIS-Rex)」が20日、地球近傍小惑星「ベンヌ(Bennu)」に、サンプル採取のための着地に成功した。
地球から3億3000万キロ離れたベンヌの地表から、石や塵(ちり)のサンプルを採取する「タグ(TAG、Touch-And-Goの略)作戦」は、米コロラド州デンバー(Denver)にある米航空防衛機器大手ロッキード・マーチン(Lockheed Martin)の管制室から行われた。
現地時間20日午後6時12分(日本時間21日午前7時12分)、「着地完了。サンプル採取、進行中」と放送があると、科学者らは喜びに沸いた。