アメリカの新型コロナウイルスの1日あたりの新たな感染者数が22日、7万人を超えました。7万人を超えるのは7月以来のことで、感染の拡大に懸念が広がっています。
ジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、アメリカの1日あたりの新たな感染者数は22日、7万1671人となりました。
1日あたりの感染者数は、7月中旬に7万7000人となったのをピークに、その後9月には2万人台まで減少していましたが、再びピーク時に迫る感染状況となっています。
イリノイ州やオハイオ州などで新規感染者数が過去最多を更新するなど、中西部の州を中心に感染が急拡大しています。
有力紙ニューヨークタイムズは、33の州で感染者が増加傾向にあると伝えていて、再び感染が拡大していることに懸念が広がっています。
大統領選まで10日あまりとなり、選挙戦や投票にも影響する可能性があります。